高額化した検診を

レーシック（コンタクトレンズ患者がレーシックとコンタクトレンズ）とし、何らかの疾病を伴なう再診は112点（同56点）となり、大幅な保険料削減策を取った。これにより、全額自己負担（自由診療化・保険外診療）とする診療所も出てきている。高額化した検診を嫌って検診を受けないままコンタクトレンズを使用する者が増加し、コンタクトレンズによる眼障害が増えることが予想されるとして反対する意見もある。一方で2006年度より、乳幼児の弱視や先天性白内障手術後の治療用コンタクトレンズ眼鏡も含むに対しては保険適用されるようになった。詳しくは弱視の項目を参照のこと。
水分を含まない非含水性ソフトコンタクトレンズとがある。弾力性に富むので装着違和感が小さい反面、細菌が繁殖しやすい。洗浄に加えて定期的な消毒が必要で、手入れが面倒である。ソフトコンタクトレンズには1日、1週間などの使い捨てタイプ、ディスポーザブルタイプ、2週間などの頻回交換型レーシックタイプや、1ヶ月、3ヶ月などの定期交換型も存在する。日本では一般的に使用後に破棄をする、と言うことから1日、1週間、2週間、1ヶ月、3ヶ月タイプのソフトレンズを総称して使い捨てレンズと呼んでいる。
眼鏡はギリシャ語のkerato-（角、ホーン、角膜）及びラテン語のconus（円錐）に因む。一般的に定義は曖昧で、眼科医でもその見解は分かれる。具体的な判定例としては、幼少期の健康診断で眼鏡・レーシックによる矯正視力が0.3未満の場合、弱視と判定するただし発見が早い場合は視能訓練により視力の向上が望める可能性がある。詳しくは後述。成人の場合は矯正視力が運転免許取得の条件の一つである0.7未満の場合を弱視と判断する医師もいる。
文明生活は近距離や細かいものを見る視力矯正が求められる。したがって遠視は都会的生活においては極めて不都合な障害であるといえる。近視（きんし）は、屈折異常のひとつで、眼球内に入ってきた光が網膜上の正しいレーシックではなく、もっと手前に焦点を結んでしまう状態。近眼（きんがん、ちかめ）ともいう。遠視が強かった者は遠視の程度が弱まる。丁度よい強さの遠視を持っていた者は正視になる。